「二度と人のゆえに地をのろわない。」虹は神様の約束のしるし。今もどこかの地で虹が架かっているのかもしれません。



過ぎ行けばそこに   



雨が通りすがり 言葉をおとしてゆく

”どんな急ぐときも ゆとりをもって”


走る時も 人を待つときも 歩くときも



人が走りすぎる 突然の夕立に

手持ちのかさ代わりのかばんを持って


スーツ被って 大人も子供も 雨に背おされて 皆おなじように

水たまりの中を はしゃいでいるみたい どんな人も




雨が通りすぎる 虹を置くために

静かな牧場にも にぎやかな街にも


コンクリートの上に 牧小屋の上に 石ころの上に



人の通りすぎる場所へ虹が架かる

まるで遠く未来を見透かすように


続く朝やけを 大人の子供の 終わりない愛を

廻る太陽が見守るように


今日も通りすぎる 人垣の合間に

見える虹の光 輝いている






人やすべての生き物に下さった神様からの大切な約束。

雨が降る度に、きれいに輝いています。



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